教科書のなぞ 1
何気なく使っていた教科書。
その教科書のなぞについて、こんなことがわかりました。
物には価格・値段といったものがある。
教科書も当然、この例に漏れない。
教科書の流通も、つまり出版社、取次(東販、日販などといった大取次)、教科書の場合でいえば特約供給所(青森図書などの取次)、取次供給所(好文堂などの書店)と流れていくのは、需要と供給の原則にしたがって、各段階で物(教科書)の価値が評価され、価格が設定されてくる。
ところで、小学校でも中学校でもいいが、教科書をみると、その教科書の定価が表示されていない。
定価の項をみると『文部大臣が認可し官報で告示した定価』とあり、その説明に『上記の定価は、各教科書取次供給所に表示します。』とあったりする。
だが、全く定価に触れていない教科書もある。
教科書というものは、文部省が予算を計上し、その予算から出版社に支払われ、一旦、文部省の所有権が生じたあと、今度は無償で教科書の使用者(児童・生徒)に給与されることになるのだから、教科書に定価が表示されていないのは当然といえなくもない。
しかし、何から何まで隠されているといえなくもない。