アメリカの経済 8
ただし、土地のような場合には、
(1)細かく分割して取引することができないため、市場機能が不完全となる
(2)ある特定の土地は、その地理的条件により他の土地では代用ができないため、需給のミスマッチが起こりやすい
・・・等の特殊な性格があるため、期待収益と金利のみで不動産価格の動向を把握することは難しいのです。
そのような限界はあるものの、「頃「うかの国での地価をはじめとする不動産価格の上昇には、景気の持続による不動産全般の期待収益の伸びが引き続き見込まれるなかで、世界的に金利が低下傾向を続けたことが、基本的な要因であったものと思われます。
金利との関係については、アメリカの新築住宅販売価格の伸びと住宅抵当金利の推移をみると・・・
81年、82年に金利が上昇した時期には、住宅価格の上昇率も比較的低くなっています。
また、83年以降金利が低下するに伴って住宅価格の伸びが高くなっていることがわかります。