カフェイン
コーヒーの原産地エチオピアに住むガラ族の遊牧戦士たちが、西暦575~850年のある時期に初めてコーヒーを食用とし、それが伝統的に続いてきました。
温かい飲み物にされるのはそれからずっと後、西暦1000~1300年になってからです。
もともとコーヒー豆は、砕いて動物性油脂の団子に加えられ、長旅や戦争の問の手軽なエネルギー源とされました。
コーヒー生豆に含まれる高プロテイン(飲み物にすると消失する)と組み合わされたこの油脂は、初期の「エネルギー補助食品」であったのです。
この初期のコーヒー調理の名残でしょう。
乾燥させたコーヒー豆(「ブンナ・ケラ」と呼ばれる)のレシピが、現代のエチオピアの料理本に載っている(火であぶったコーヒー豆に塩とバターを加え、たまねぎ、コロバ、ホワイトクミン、バジル、カルダモン、オルガノ、ターメリックで味付けする、と書かれています)。
カフェインが入ったこの濃縮滋養物には、戦争中に気持ちを高ぶらせ、野蛮な行為に導くという付加的な利点がありました。