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2010年06月 アーカイブ

カフェイン

コーヒーの原産地エチオピアに住むガラ族の遊牧戦士たちが、西暦575~850年のある時期に初めてコーヒーを食用とし、それが伝統的に続いてきました。

温かい飲み物にされるのはそれからずっと後、西暦1000~1300年になってからです。

もともとコーヒー豆は、砕いて動物性油脂の団子に加えられ、長旅や戦争の問の手軽なエネルギー源とされました。

コーヒー生豆に含まれる高プロテイン(飲み物にすると消失する)と組み合わされたこの油脂は、初期の「エネルギー補助食品」であったのです。

この初期のコーヒー調理の名残でしょう。

乾燥させたコーヒー豆(「ブンナ・ケラ」と呼ばれる)のレシピが、現代のエチオピアの料理本に載っている(火であぶったコーヒー豆に塩とバターを加え、たまねぎ、コロバ、ホワイトクミン、バジル、カルダモン、オルガノ、ターメリックで味付けする、と書かれています)。

カフェインが入ったこの濃縮滋養物には、戦争中に気持ちを高ぶらせ、野蛮な行為に導くという付加的な利点がありました。

コーヒーの起源

北アフリカの別の部族は、コーヒー豆のポリッジ(おかゆ)を食べたり、コーヒーの実を発酵させたワインを飲んだといいます。

コーヒー豆の食用は日常的なものでした。

外部の人々が、その香り高い豆に激しい情熱を寄せるかなり前から、原産地内部に根付いていたようです。

伝統的にコーヒーを用いたガラ族などの民族は、コーヒーの起源について独自の物語を持っています。

西洋においても、自らの文化にコーヒーが入ってきた起源について伝説があります。

そこではコーヒーを神聖なものにしたり、掘り出し物にしたりと様々・・・。

ただ、どれもイスラム教と深く関連しているのです。

よく知られている伝説においては、エチオピアに住むカルディ(古代アラビア語で「熱い」という意味)という名前の若いヤギ飼いが、コーヒーを発見したとされています。

近くの枝の赤い実を食べたヤギが元気になることに、彼は気付きました。

好奇心から、そして自分も元気になりたいという思いから、その実をいくつか試食してみます。

うれしいことに、彼の疲れはあっという間に消え去り、エネルギーが満ちあふれてきました。

彼は興奮して、ヤギたちと踊りはじめたのです・・・。

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