社会的情報処理に影響するもの 3
メタ認知とは、自分の問題解決過程に対する自己認知をいいます。
メタ認知的知識(この問題を解くにはどこに注意すればよいか、どのようなやり方をすればよいかなどの取組み方の知識)と、メタ認知的モニタリング(うまく解いているか、間違っていないかなどの問題解決の進行状況についての認識)からなります。
人はこの知識やモニタリングを基に情報処理を進行させるのです。
ここでは、社会的問題解決における攻撃行動に影響を持つ知識に焦点を当ててみましょう。
まず、可能予期と結果予期について。
攻撃的な行動が自分の欲求を通す際に有効であることを経験してきた子どもは、そのような知識を持ち、それを自分の情報処理の基礎とするでしょう。
バンデュラの社会的認知理論によると、人は自分に行動ができるか(可能予期、自己効力感)、行動の結果がどうなるか(結果予期)といった予期を持っています。